はじめのことば

嵐のように過ぎ去ったこの数か月。
本の出版という思いがけない大きなお仕事をいただき、
プレッシャーとやる気とが混在する不思議な数か月でした。

特に、６月は自分でも驚く程の持久力をひねり出した感じです。
大役をこなしたあとの脱力感というか、達成感にひたること１週間が
アッという間に過ぎました。

もうひとつ、やり遂げなければならないお仕事がひとつ残っています。
本の序章というべき・・・・「はじめのことば」です。

ここ数日、どんなことを書いたらいいのか・・・と考えていました。

さまざまな思いが交差するなかで、
やはり思い出すのは、「初めてパン教室なるところで焼いたパン」のこと。
持ち帰って、夫に見せた時の言葉、「これ、オマエが焼いたの？」

今でも忘れることができないし、この一言で私がパンへ突き進むきっかけになった言葉。

何気ない一言ですが、自分でもこれだけのものができるんだ！って自信になった。
（かなり自己満足な感じですが・・・・）

今回の本の撮影で作りあげたレシピ達。
自分でもよくここまで頑張ったな～とレシピの束を見ると感慨深くなります。

「はじめのことば」
どんな感じになるのか、まだ検討中ですが、
最初のあの時の夫の一言が始まりだったのだと思います。